建物や概念を”分解”し、地域の価値や記憶を再発見・再構築することで、未来に繋がる「多世代の営み」をデザインする学びの場——それが解体大学です。

第2回となる今回は、**「参加と主体性のデザイン」**をテーマに、まちづくり、福祉、教育、建築など多様な領域の実践者とともに、「共に生きる」地域社会の可能性を探ります。

注目の事例紹介では、NPO法人サンカクシャ釆見達也さんが登壇。親や家庭に頼れない10代・20代の若者たちが、孤立せず地域の中で居場所と役割を見つけていけるよう、「頼れる大人がそばにいる日常」を豊島区を中心に築く活動についてご紹介いただきます。
▶︎ 詳細:https://www.sankakusha.or.jp/

そしてその後には、武蔵野美術大学・若杉浩一教授による特別講義。
釆見さんの事例を受け、社会に“馴染めない”とされる人々やマイノリティが、地域社会の営みに参画し、主体的に生きられる未来のかたちについて、「デザイン」の視点から深掘りします。

若杉先生には、「参加と主体性のデザイン〜多世代で育む、自律共生社会〜」をテーマにお話しいただきます。限られた時間ではありますが、共感や助け合いが循環する地域の在り方——そして、そこに経済的な価値をも創出する“営みのしくみ”について、実践と思想を交えながら語っていただく予定です。

初めての方も、今回からのご参加で問題ありません。
分野や立場を越えて、新しい視点と価値観に出会える学びの時間。
ぜひお気軽にご参加ください。

[開催概要]

解体大学 #002 〜ひもとき、めぐる、営みのデザイン学〜
日時:2025年4月23日(水)12:00〜13:20
形式:Zoomによるオンライン開催(参加無料)
※後日アーカイブ視聴も可能(事前申込制)
※参加URLはお申込みいただいた方に後日お送りします

参加申込ページ
👉 https://kaitaidaigaku2.peatix.com/view

対象
・まちづくり・地域づくりに関心のある方
・建築・医療・介護・教育・福祉など現場に携わる方
・多世代・共生社会のデザインに関心のある方

[プログラム]

司会進行:竹田 陽介(病院マーケティングサミットJAPAN 代表理事)

コメンテーター :
・藤井 雅巳(一般社団法人地域包括ケア研究所 代表理事、まちだ丘の上病院 理事長)
・安田 一貴(笑顔の向こうに繋がる未来プロジェクト PLAY&PHOTO Studio 代表、遊びリパークリノアたまプラ 管理者)
・中島 明(としま会議 代表/RYOZAN PARK インキュベーションマネージャー)
・青木 純(株式会社まめくらし 代表取締役/株式会社都電家守舎 共同代表/nest inc. 共同代表)

□12:00-12:05 オープニング

□12:05-12:15
keynote「ひもとき、めぐる、営みのデザイン」
鶴元 怜一郎(株式会社都市テクノ 事業本部 企画)

□12:15-12:40
営みのDESIGNゼミ(事例紹介)
「どんな若者にも、頼れる人がいる社会へ」
釆見 達也(NPO法人サンカクシャ 法人連携担当)

□12:40-13:10
特別講義
「参加と主体性のデザイン〜多世代で育む、自律共生社会〜」
若杉 浩一(武蔵野美術大学 クリエイティブイノベーション学科 教授)

□13:10~13:20 クロージング

主催:株式会社都市テクノ / 株式会社ライブライフ / 一般社団法人 病院マーケティングサミットJAPAN


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